《ミツケテヨ》

         誰かぼくを見つけてよ あの日から閉じ込められて出られないんだ

誰も ボクを見つける鍵を持っていないから

ボクは 扉の前にひざを抱えてただ溢れる涙を押さえてる

 ボクという存在はこのまま消えるのかなぁ

出ること出来ず  光も浴びず  あの日に感じた溢れる感情を二度と感じる事なく

  ボクと言う存在が 薄れていく

 

薄れていく   感情

 

誰かボクの声が届くなら ボクが出たくなる 感情が沸き立ち

その身体に委ねたいと思える  その鍵を持っているなら この扉に重ねてよ

 

重ねてよ 

出逢えるのかな

ボクと言う存在を感じさせてよ

 

消えていく  泡のように弾けていく

ボクという存在が消えていく・・・