Ishidaは色んな人物になりました Ishidaは冒険者でいつか年老いて動けなくなったらきっと船長のように語り始めるのだろうな この作品には宝物がいっぱい出てくる
その一つ一つが大切な想い出という宝物に繋がる
想い出って 辛かったこともわくわく話せるからね でもIshidaあまりあり過ぎて今より過去に生きる自分が居る時がある
その時は想い出なんてない方が良い!と呟くことがある・・・でもやっぱりあったほうがいいな)^o^(
この本の中には自分と重なる部分があり 読みながら涙が 胸が苦しくなった
ごちそうは海が見えるこの景色 角砂糖ケーキ 一輪の薔薇
全て石田の中にある言葉 一人芝居で 創り上げれる世界かもしれないなぁ なんて呟く
「遠い昔が嫌に近くに感じる」 その通り つい最近の事が遠い昔に感じるよ
そしてつい最近の事が遠い昔に感じたりする
寿命を感じ死という海原へ旅立とうとする準備に入った人間と 病と闘う術を見つけられず半ばあきらめに近い心で人生という海原に旅立つ方法がわからずにいた少年との出逢い
その人生に関わった人々・・・その出逢い 出来事が全て今に繋がり宝物となる
最後に船長はその想いでの宝物を青年に託し旅立つ
それは受け継がれていくものかもしれない
先人から今人へと・・・
一つ一つの言葉がISHIDAに共鳴します…
あなたはどこで自分の命全うしたいですか…誰にも迷惑かけずに人生のという海原から死という新たな海原に旅立ちたいですか・・・
船長は一番好きな空間でそれに近いであろう海の見える丘の上に家を買い自分が愛した《ズボン号》と同じ船内を創り 船の先端を創り…あの頃を思い出しながら別れを告げたのだろう
「まだ船の前だけしかできていないよ 後ろは?」の少年の言葉に「前だけで良いのだよ 船は前に進むんだから」っとの船長の言葉・・・なんか深い
この主人公の少年は喘息である 空気の良い海辺に夏休みの間 母親と療養に来た
そこで出会ったズボン船長 ズボン船長の若き日の冒険の物語を目をキラキラさせて聴き入る少年
今まで当たり前だった時間が退屈と感じるようになる 刺激が身体に心に流れ始める
いつしか心も身体も逞しく成長する少年
目覚めてすることがあるときめき 幸せを感じる
ズボン船長自身も少年との出逢いによって 想い託す相手を見つけれたんだと感じる
ISHIDAも同じ 二人のこの喘息と痙攣により生まれてから入退院の毎日の中でこのまま病院との行き来で終わる人生は嫌だ!と思いその時に出逢い 始めた手話
そして子どもと共に何か楽しいく生きる為に始めた芝居・・・
それに仲間集まり親子劇団を結成…某保育園の父母の会~立ち上げた
そして今のひとり芝居のISHIDAに繋がる
集まった仲間達が「子育てと仕事だけで自分の人生は終わるのかな…と思い過ごしていた こんな世界があったなんて…!嬉しい!!」っと言う
それぞれに今までの生活が一転した瞬間だった
一度も練習を休むことなく 芝居で始まり芝居で終わるそんな生き方に変わった
お蔭でどんなことも乗り越えられた 強く生きれるようになった 抑えていた感情があふれ出し多くの経験を感じることが出来た
スッタフから「ズボン船長」を手渡され、読み この物語の船長の言葉も少年の想いもその二人を取り巻く人々 想い出も全てが自分の言葉と人生と重なった。
夢・希望・勇気・愛を語りながら芝居をし 子ども達にダンスを教え音楽活動(そんな大それたものではないが…Ishidaは勉強中)を続け 今新たな節目かな
この本の最後のシーンで 我が師も遠く永い旅にでられた時のことが思い出された
まだまだ教えて貰いたい事があったのにと この少年もきっと同じ気持ちだったかもしれないな・・・
っとま・・・長い感想文になってしまったが 読みながら次の展開がわかる…そんな好きな作品だった・・・デス☆
この気持ち残しておこうと書き連ねました(#^.^#)
ちと意味があり 久々に読んだ活字でした♪ チャンチャン☆
あ・・・夜明けだ・・・