椿紅もゆる頃…刹那の想い

内容

《石田くみ子オリジナル作品》

椿の咲く頃 愛にはぐくまれ産まれし赤子と 椿の下で拾われ誰からもうとまれし赤子と 神はどうして引き合わせたのだろう

椿のごとく紅に唇に 雪のごとく透けるように白き肌の少女の名は・・・椿乃
燃えるように赤い髪の色 紅の目の色の少年の名は・・・刹那

それぞれに 生まれ落ちた運命と諦めてきた二つの魂が 惹かれあった瞬間
重なり合った歯車が心の音をたて 動き出した・・・

刹那の心に重なり合って・・・

刹那の心に重なり合って・・・

《あらすじ》

男の名は刹那・・・生まれてすぐ椿の木の下に捨てられていた どこで生まれたのかも 親の顔さえも分からない・・・髪が赤く目が赤く人とは違う醜さゆへ 見世物小屋に引き取られ物心ついたころには金と時間を持て余した男や女の慰み者になっていた・・・IMG_0288

この運命を変えるため・・・

この運命を変えるため・・・

「好きでこんな姿に生まれたわけじゃない!」・・・心壊れそうなとき 夕暮れ聞こえる美しい笛の音・・・その音色を形にしたい!・・・と掘り始めた刹那

 

刹那18の頃  その彫りモノには魂が宿ると言われ・・・その噂が広まり・・・嫁ぎ行く娘と うり二つの人形を掘ってほしいとの依頼を受ける そして出逢ったのが 椿乃15歳

椿乃の笛の音と刹那の彫り物の音が魂となり重なり合う

魂が音を立てる

魂が音を立てる

響きあうr魂・・・・お互いの運命の歯車が重なり合ったとき・・・

「椿の露で髪が染まり 椿の花の色を目に宿した神からの贈り物・・・人と違うという事に胸を張れ・・・刹那のこの手はモノを掘る手ではない・・・心を刻み込む手だ」 椿乃の言葉に刹那の心に一筋の光が・・・・

刹那の一途な思いに・・・椿乃の心に新たな想いが

出逢いとは時には癒し・・・時には残酷に運命が動き出す・・・二人の心に行くへに・・・幻想的なその空間で心涙する

あなたに・・・感じて頂きたい・・・深き心の物語・・・

ISHIDAが演じる 刹那と椿乃・・・その心の変化を お楽しみくださいませ

特長

手話での表現 五感で感じる 《サインランゲージ・ダンス》 心に響く表現

一人で6役 その変化をお楽しみください

ジョーゼットを使っい空間を表現 の舞台での幻想的な空間・・・異空間への旅に出る

 

生きる意味・・・生まれて来た意味 その存在は運命と言う誰かと出逢ったときに感じる 今のあなたで良いのだ・・・その存在自体が生きる意味