語り活劇「曽根崎心中」

内容

浄瑠璃、世話物。元禄16年5月大坂竹本座初演。
近松門左衛門作。 世話浄瑠璃の最初の作とされる。 同年曾根崎天神の森で起こった、お初徳兵衛の心中事件をもとにたまたま大坂にきていた近松門左衛門が書いた作品で大当りをとった。
いしだくみ子 語り活劇『曽根崎心中』は・・・
「曽根崎心中」のクライマックスともいえる“お初・徳兵衛の道行”をいしだくみ子が情感あふれる語りで描く。相愛の男女が死に場所を求めてさまよう、はかない「死の道行」を、オリジナル劇中歌「満ち詩」やサインランゲージ・ダンスで織り成す、独創的な表現作品。

この世のなごり、夜もなごり、
死に行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜、
一足づゝに消えて行く、夢の夢こそあはれなれ、
あれ数ふれば、暁の、七つの時が六つ鳴りて、
残る一つが今生の、鐘の響の聞き納め、寂滅為楽と響くなり。

特長

「曽根崎心中」の“お初・徳兵衛の道行”を、石田くみ子がオリジナル劇中歌「満ち詩」を歌と台詞で表現、新たなる「曽根崎心中」の世界を生み出した。手話をアレンジした独創的な表現・サインランゲージ・ダンスを織り込んで切ない究極の愛を描きました。

 
『満ち詩』 ~いしだくみ子「曽根崎心中」より~
作詞/いしだくみ子、望月景介 作曲・編曲/望月景介

永久に、光る星にはもう届かない
春に、咲き乱れる、桜のよう
今、この森を、進むのは2人だけ
何もかも、愛しく思えて
ねぇ、この世界で
描く、未来が胸締め付ける
この道を二人で歩けるのなら
なにもいらない
つなぐ手がそこにある
共に、生きた思い出は今も
こころ満たし、夜を照らす
今この場所で、立ち止まることはない
揺れ動くと、崩れ落ちそうで
この浮世に、縛られることはない
でも共に、生きたのも事実
ねぇ、全てのものに
終わり、がおとずれるのでしょう
人知れず咲くも花 散るも花
2人を包む、静寂と木漏れ星
今は、滲む星空を見上げ
思い描く 夫婦星
この道を二人で歩けるのなら
なにもいらない
つなぐ手がそこにある
たとえ、零れ落ちた二人でも
出会ことができたから
人知れず咲くも花 散るも花
2人を包む、静寂と木漏れ星
もしも、この夜を奏でるなら
満ち溢れた詩とともに
満ち溢れた詩とともに
満ち溢れた詩とともに


 

2014-9-5ライブレストランFlamingo the Arusha『心憧☆KO-DOU和LIVE』より

徳とお初の二役を・・・楽しんで頂けましたか・・・(#^.^#)

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KANAKO先生の二胡の音色で導く曽根崎心中

 

 


 

2016-3-5  Bar Brillant BreezE 語り活劇「曽根崎心中」より

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