語り稽古で…

芝居や音楽やその他の表現世界に、人は何を求めるのでしょう
私は…自分の中にあって…もしかしたら自分でも気づかなかったりすることかもしれないが…でも口に出したり、行動に表したり出来ないことや空間や言葉が、目の前に、また心の中に拡がって、なんだかざわざわして、揺さぶられて、洗い流されたり、それまでと違う方向に視線が向いたり…そんな瞬間を求めているのかな、と。
久々に語りとして聴いたこの作品『女郎蜘蛛』
響きました。
〈総合芸術〉としての”演劇”ではなく、小さな空間で、声と間で語られる世界が、またいい。
シンプルな”語り”が聴きたい。
スタッフ YUMI♬ ミュージックセラピスト 中村裕美子♬より